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36日目 2012年12月11日(火)

鴇田峠に挑戦したこの日、地元の方も「12月にこんなに積もる事はない」という積雪の中、ラッセルとアイスバーンと格闘する1日でした。

特に朝の薬が切れた鴇田峠の下りと、昼の薬が切れた岩屋寺から宿への帰路は、寒くて辛い歩行となりました。

なお、この日の歩行スピードは雪中歩行のためかなり遅く、参考速度となりません。

ルートマップ
  ルートマップ
時刻 場所 所要時間 距離 速度 区間起伏 注釈
7:06発  たちばな旅館  宿の送迎車で移動 
7:19過  三嶋神社
(遍路地図55-1の57.2k)
0:42 2.64 3.8 勾配2 ※1
8:01過  下坂場峠
(遍路地図56-1のH570)
0:12 1.05 5.3 勾配1
8:13過  大師堂
(遍路地図56-1の60.8k)
1:00 2.91 2.9 勾配2
9:13着  鴇田峠
(遍路地図56-1の63.7k)
9:15発 0:10 0.41 2.4 勾配1 ※2
9:25着  鴇田峠休憩所
(遍路地図56-1のWC)
9:35発 0:56 3.24 3.5 勾配2 ※3
10:31着  久万高原駅「やまなみ」
(下地図参照)
10:55発 0:10 0.38 2.3 勾配0 ※4
11:05着  焼肉ちぐさ
(下地図参照)
11:48発 0:19 1.22 3.8 勾配1
12:07着  44番札所 大寶寺
12:31発 0:22 1.02 2.8 勾配2
12:53過  峠御堂中峠
(遍路地図56-1のH715)
0:11 0.61 3.3 勾配3
13:04過  県道合流点
(遍路地図56-1の1.4k)
1:04 5.12 4.8 勾配1 ※5
14:08過  八丁坂分岐
(遍路地図56-1の6.5k)
0:22 1.09 3.0 勾配1
14:30着  古岩屋荘
(荷物を預ける)
14:39発 0:27 2.01 4.5 勾配1 ※6
15:06過  岩屋寺入口
(遍路地図56-1の0.6k)
0:16 0.6 2.2 勾配3 ※7
15:22着  45番札所 岩屋寺
15:51発 0:24 0.6 1.5 勾配3
16:15過  岩屋寺入口
(遍路地図56-1の0.6k)
0:32 2.01 3.8 勾配1
16:47着  古岩屋荘
日計 7:07 24.90 3.5
累計歩行時間179時間16分、歩行距離819.63km、平均速度4.6km/h

上記マーク勾配マーク の説明はコチラ(別ウインドウが開きます)

注釈 ※1

「たちばな旅館」の女将さんに三嶋神社まで送っていただきました。

この辺りには三嶋神社が2ヶ所(もうひとつは三島神社と表記)ありますが、私たちが歩き始めたのは、遍路地図55-1左端の畦々バス停前の三嶋神社からです。

注釈 ※2

鴇田峠

鴇田峠(左写真)は『難所』と聞いてましたが、思っていたよりも大変ではありませんでした。雪がなければ気持ちの良い山道なのだと思います。

鴇田峠の困難さは、内子町から続くアプローチの長さだと思います。内子町から一気に峠を越えて久万高原町に入る行程の場合は、最後の鴇田峠の登りと久万町への急な下り坂は、かなりキツイのだと想像されます。しかし、私のように峠の前で1泊するようにすれば、峠越えも心配ないと思います。


注釈 ※3

雪道

鴇田峠休憩所(仮称)からすぐの所に林道をショートカットする短い遍路道があり、その雪の急坂を下りました。しかし、とても滑りやすく、その先の遍路道の歩行を諦め、距離は長くなりますが林道(左写真)を歩いて、久万高原町へ下りました。

注釈 ※4

ルートマップ

鴇田峠の下り坂の途中で薬が切れてしまい、ヨタヨタ歩きながら街中で休める所を探したのですが、時間が早かったせいか見つからず、JR四国バスの停留所(自動車駅)である「久万高原駅やまなみ」にたどり着き、休憩させてもらいました。

昼食には「久万高原駅やまなみ」の職員の方に教えていただいた「焼肉ちぐさ」さんで、ラーメンをいただきました。

注釈 ※5

44番札所大寶寺からは、お寺の裏手にある峠御堂中峠(遍路地図には峠名の表記はありません)を越え県道に合流しました。遍路地図では、狩場苑さん先の4.2k地点まで県道を歩くように示されていますが、実際には和佐路さんの手前から県道を離れ、県道に沿った道を歩くように遍路シールで誘導されます。

注釈 ※6

古岩屋荘から岩屋寺の入口までは、県道12号線に沿った「古岩屋遍路坂」があり、遍路地図56-1B詳細図にルートが記載されていますが、雪道のラッセルにいささか疲れ、岩屋寺の往復は遍路坂を通らずに県道を歩いています。

注釈 ※7

岩屋寺

岩屋寺入口(遍路地図56-1の0.6k)から岩屋寺までは急な坂道の参道です。訪れた夕刻には、昨日までの雪がアイスバーンになっており、ツルツルの急坂を手すりにすがりながら上って参拝しました。

参道入口の土産物店では、滑止め用の縄を売ってましたが、上る時には気づかず、ウォーキングシューズのままで上がってしまいました。真剣にアイゼンが欲しかった…(笑)。

国民宿舎 古岩屋荘

電話 0892-41-0431

ホームページ  http://furuiwaya.com/

電話、ホームページのほか、楽天トラベル等の宿泊サイトより予約できます。

45番札所岩屋寺から2.8km地点

1泊2食 6畳和室 6,800円~

外観写真 夕食写真
外観 夕食
総 合 ★★ あきらかに期待しすぎてました。。。
場 所 ★★★★★ 遍路道沿い。
部 屋 ツインのシングルユース。トイレ・洗面台付。
清 潔 ★★★ 薄暗い大浴場は、よく見るとかなり汚いかも・・・。
風 呂 ★★★ 温泉だけど、加温・加水・塩素消毒。
食 事 ★★ 上写真の他にオプションの「キジ鍋」を頼みました。
接 客 ★★★★ 部屋のトラブルに対しては都度親切に対応してくれました。

上記の6,800円からの参考価格は、和室・標準夕食利用時の価格帯です。多くのプランがありますのでホームページで確認してみて下さい。

私が宿泊した部屋は洋室でしたが、エアコンの暖房機能が故障しており、ファンヒーターを入れていただいたのですが、連続燃焼できないために何度も寒くて目を覚まし、都度ファンヒーターのスイッチを入れる事になってしまいました。また、朝には寒さのため、部屋のトイレと洗面台の水が凍り使用不可となり、冷え切った建物内は、吐く息が白くダウンジャケットを着て過ごしました。よって、部屋の評価を★1にしています。

上記のトラブルに対して、すぐに対応していただけましたが、そもそも施設の管理を徹底していただきたいものです。

洗濯機(有料)あり、乾燥機(有料)あり。タオル・バスタオル・浴衣・歯ブラシあり。

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