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37日目 2012年12月12日(水)

宿の窓から見た外の景色は、真っ白に雪景色をしていました。四国も雪が降る事は、知っていたものの、12月にこんなに降るとは予想外でした。

雪道を普通のウォーキングシューズで歩くのは、滑らないように絶えず足を踏ん張ってなければならず、また10cm程度の積雪であっても、ラッセルしながらの歩行は、足に負担が掛かります。

そんな久万高原での2日間は、忘れぬ事のできぬ思い出となりました。なお、この日の歩行スピードも雪中歩行のためかなり遅く、参考速度となりません。

ルートマップ
  ルートマップ
時刻 場所 所要時間 距離 速度 区間起伏 注釈
7:52発  古岩屋荘 1:06 4.91 4.5 勾配1 ※1
8:58過  畑野川交差点(仮称)
(遍路地図56-1の2.5k)
0:16 1.22 4.6 勾配2
9:14過  峠御堂トンネル入口
0:27 2.06 4.6 勾配2 ※2
9:41着  久万高原物産館 みどり
10:05発 0:12 0.76 3.8 勾配1 ※3
10:17着  おくま饅頭 高市本舗
(久万中学前交差点角)
10:30発 0:58 3.03 3.1 勾配1 ※4
11:28着  八代生食堂
(久万カントリー入口前)
12:42発 0:27 1.89 4.2 勾配1
13:09過  遍路道分岐点
(遍路地図56-1のH615)
0:10 0.68 4.1 勾配2
13:19過  国道合流点
(遍路地図56-1のH640)
0:21 1.63 4.7 勾配1
13:40過  三坂峠遍路道分岐点
(遍路地図58-1の17.2k)
0:37 1.72 2.8 勾配3 ※5
14:17着  三坂峠下休憩所(仮称)
14:28発 0:17 1.12 3.9 勾配2
14:45過  坂本屋
0:25 1.82 4.4 勾配1
15:10着  網掛石
15:13発 0:42 3.30 4.7 勾配1
15:55着  長珍屋
(荷物を預ける)
15:57発 0:02 0.11 3.2 勾配0
15:59着  46番札所 浄瑠璃寺
16:19発 0:01 0.11 6.4 勾配0
16:20着  長珍屋
日計 6:01 24.36 4.0
累計歩行時間185時間17分、歩行距離843.99km、平均速度4.6km/h

上記マーク勾配マーク の説明はコチラ(別ウインドウが開きます)

注釈 ※1

久万高原

夜間に雪がさらに降り積もったため、「古岩屋荘」さんから久万高原町市街までの帰路は、遍路道を通らず、県道12号線を歩行しました。


注釈 ※2

ルートマップ

左地図は、久万高原町市街部です。遍路地図56-1詳細図Aの一部に当たります。赤実線が実歩行ルート、青点線が遍路地図のルートです。緑点線は、鴇田峠から大寶寺へ向かう遍路地図のルートになります。

県道12号線の峠御堂トンネル経由ルートは、トンネルを出るとすぐの左図A地点で左折し、遍路道を下ります。しかし、当日は遍路道があることを忘れ県道を直進してしまいました。

久万物産館は既に営業しており、併設されている食堂でモーニングコーヒーを飲みながら、暖をとりました。

注釈 ※3

おくま饅頭

県道12号線を下ってきて久万高原町市街に入り、遍路地図のルートでは国道33号線にぶつかる手前の上図B地点で右折するようになっています。しかし、これでは「於久万大師」にも、「おくま饅頭」にも出会えませんので、ご注意下さい(笑)。遍路シールもB地点で右折を指示しています。

県道12号線と国道33号線の交差点(久万中学前交差点)の角に「おくま饅頭の高市本舗」さんがあります。 「おくま饅頭」自体は、久万高原内のあちこちで販売されていますが、こちらでは出来たてを食べさせていただけました。


注釈 ※4

久万高原市街には、ホームセンターやコンビニ・飲食店などが多数ありますが、市街地を離れると遍路ルート上には、遠く松山市内の西林寺辺りまで何もありません。その中で、三坂峠までの間、唯一の飲食店と言っていいのが「八代生食堂」さんです。

「八代生食堂」さんは、おばあちゃんが一人でやっているレトロな食堂です。いつものように薬の切れる時間帯だったため、1時間以上も居座ってしまいました。遍路地図の本明神バス停の先280m、久万カントリークラブ(遍路地図では久万ゴルフ場)の入口前にあります。

八代生食堂  営業時間9:00~18:00、月曜定休、TEL 0892-21-2712

注釈 ※5

三坂峠の下り坂は、遍路道の中で3本の指に入るタフな下り坂です。通打ちを目指している方は、足に疲労が溜まっているはずでしょうから、くれぐれもゆっくり下って下さい。

遍路地図58-1は右端が三坂峠です。峠から500mほど下った場所に休憩所の表記がありますが、実際は東から西に流れる川を渡る地点、峠から1.7kmの所にあります。

民宿・旅館 長珍屋

電話 089-963-0280

ホームページ  http://www.chotinya.jp/

電話にて予約できます。

46番札所浄瑠璃寺門前

1泊2食 新館6畳和室 7,560円~

外観写真 夕食写真
外観 夕食
総 合 ★★★★ この規模の遍路宿は、珍しいですね。
場 所 ★★★★★ 遍路道沿い。
部 屋 ★★★★★ 新築の新館はピカピカ。バス・トイレ付。
清 潔 ★★★★ 売店が整理されたら★5です。
風 呂 ★★★ 大浴場あり。
食 事 ★★★ 他の宿と比べるとちょっと見劣りしました。
接 客 ★★★ 特記事項なし。

2012年3月に完成した新館は、ものすごく綺麗でした。しかし、究極の省スペース・ユニットバスは、私には狭過ぎでした。

朝夕食共に美味しいのですが、同価格帯の他の宿と比べると、残念ながら低い評価しかできませんでした。

洗濯機(有料)あり、乾燥機(有料)あり。洗剤はフロントにあります。タオル・バスタオル・浴衣・歯ブラシあり。

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