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おすすめプラン高知県編

体調に様々な不具合が出てくる長丁場の高知県。徳島県宍喰から宿毛市までの約400kmを15日間で歩きます。

高知県は、四国4県の中で最も遍路道の整備が遅れています。遍路地図に掲載されているルートの中にも、荒天時や単独では歩かない方が良いルートもあります。そういったルートは、おすすめプラン内に注釈を付けていますので、場合によっては、国道等の迂回ルートを歩かれて下さい。

ルートマップ

第9日目 【宿泊地/佐喜浜町周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  ホテルリビエラししくい - 0:50 3.6 宿の朝食は7時からです。今晩の宿の到着時刻を考慮して30分の遅発としています。宿を出たら裏手に回り、古目大師を参拝しましょう。
8:50着  海の駅「東洋町」 0:10
9:00発 1:05 4.9
10:05着  明徳寺 0:10
10:15発 1:30 6.6 明徳寺のある野根集落を出て、55号線の「野根漁港入口」を過ぎてすぐのGS跡地にある自販機以降、佛海庵を越えて佐喜浜集落まで、遍路道上には自販機はありません。
11:45着  法海上人堂 0:20
12:05発 1:05 5.0 法海上人堂の水場は出ない場合があります。その時には、沢まで下りると水が確保できます。
13:10着  佛海庵 0:10
13:20発 1:40 7.2
15:00着  民宿 徳増 -
日計歩行時間6時間10分、歩行距離27.3km、平均速度4.4km/h
累計歩行時間56時間35分、歩行距離226.7km、平均速度4.0km/h

コースガイド

今日は、ほぼ平坦な27kmを歩く1日。特に明徳寺から佛海庵の間は、遠くに室戸岬を見ながら海岸線を歩く、歩き遍路だけが体感できる雄大な遍路道です。天候に恵まれれば、思い出深い1日となると思います。

県境の水床トンネルを抜けると、55号線を直進する甲浦大橋経由の道と、エネオスのGS角を右折する市街地経由の道に分岐します。海の駅「東洋町」(9時から営業、トイレは24時間利用可)に立寄る場合は、甲浦大橋を経由するルートを選んで下さい。

今日のランチ

宿泊したホテルリビエラししくいさんに依頼して、おにぎりを作ってもらって下さい。もし、断られた時にはホテル近くのコンビニ(セブンイレブン)で弁当を購入されてから、歩き始めて下さい。佐喜浜町まで、道中には飲食店はありません。

お弁当を食べるポイントとしては、ゴロゴロ休憩所(明徳寺から3.4km)、法海上人堂(同6.6km)、ヨドイソ休憩所(同9.5km)の3ヶ所があります。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、民宿徳増(TEL0887-27-2475)さんを選びました。 私は泊まったことがないのですが、距離的に良い場所になります。ネットを拝見していると割振られた部屋によって評価が分かれるようですので、早めの予約をオススメします。 和室、2食事付。

ホテルリビエラししくいさんを8時に出発するように設定しましたが、7時30分に出発すると徳増さん到着は14時30分となります。ちょうどその時刻に室戸岬経由安芸行の高知東部交通バスが走っています。 民宿徳増さんの予約が取れない場合には、バス移動で室戸岬周辺に宿を求めるという選択肢もあると思います。室戸岬周辺では、うまめの木(TEL0887-22-4806)さんをオススメします。

第10日目 【宿泊地/吉良川町周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:00発  民宿 徳増 - 3:00 13.4 宿の朝食は6時30分からです。歩行距離30km+札所3ヶ所ですので、30分の早発にしています。
10:00着  御蔵洞(御厨人窟) 0:10
10:10発 0:10 0.6 御蔵洞は落石の危険性があるため、2015年11月現在、立入禁止になっています。
10:20着  24番奥ノ院 観音窟 0:10
10:30発 0:20 0.7 最御崎寺は、室戸岬の高台の上にあります。国道から標高差150mを急勾配の山道で登ります。
10:50着  24番札所 最御崎寺 0:20
11:10発 0:30 1.9 うまめの木さんは、遍路道沿いではなく、国道55号線沿いです。
11:40着  うまめの木(第1月曜・毎火曜休) 0:30
12:10発 1:00 4.6 津照寺の本堂は、室津港を一望できる小高い丘の上にあり、石段を125段登った所にあります。
13:10着  25番札所 津照寺 0:20
13:30発 1:00 3.9 金剛頂寺は最御崎寺と同様に標高差150mを急登して至ります。
14:30着  26番札所 金剛頂寺 0:20
14:50発 0:20 1.6 注意! 金剛頂寺からキラメッセ室戸に至る下り道は、滑りやすいので荒天時は注意して下さい。
15:10着  道の駅「キラメッセ室戸」 0:10
15:20発 0:40 3.0 宿は、国道55号線沿いではなく、旧道(遍路地図の点線)沿いにあります。
16:00着  蔵空間茶館 -
日計歩行時間7時間00分、歩行距離29.7km、平均速度4.2km/h
累計歩行時間63時間35分、歩行距離256.4km、平均速度4.0km/h

コースガイド

今日は待望の室戸岬を訪れ、2日ぶりに札所を参拝します。3つの札所とも山の上(津照寺は丘の上かな)にあります。体力のペース配分を考えながら歩きましょう。

体力と時間に余裕があるようでしたら、26番札所金剛頂寺から不動岩に山を下り、不動堂と不動堂裏手から続く遊歩道を歩かれて下さい。青年大師の修行の地と言われています。

今日のランチ

今日の昼食は、うまめの木さんです。 民宿に併設されている喫茶コーナーで、営業時間は8:00~17:00、第1月曜・毎火曜定休です。最御崎寺から下ってきて遍路道(国道55号線の旧道)に入らず、国道55号線を北上して下さい。スカイライン入口から450m右側、黄色の外壁が目印の建物です。

うまめの木さんが定休日の場合は、スカイライン入口の遍路道沿いに「はまゆう食堂」さんがあります。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、蔵空間茶館(TEL0887-25-3700)さんです。私は実際に宿泊したことはありませんが、カフェスペースで休ませていただいたことがあり、素敵な建物で次回は宿泊したいと思っていました。 せっかくですから、離れに宿泊してみて下さい。 和室、2食事付。なお、明治時代の旧家を利用していますので、夏の虫(蚊帳をつっていただけるようです)や冬の寒さは、ご覚悟下さい。

蔵空間茶館さんは休まれている場合もあるようです(東京都TN様からの情報)。その場合は、手前の金剛頂寺の宿坊(TEL0887-23-0026)をオススメします。

蔵空間茶館さんに実際に泊まられた方より、「明治時代の建物に泊まれて感激しました」とのご感想や、「古いため構造上、地震の時は心配です。オススメするべきではない」との苦情もいただいています。あくまでも古民家を宿として提供されている施設ですので、ご理解の上でご利用いただければと思います。私自身も早い時期に実泊してみます。

第11日目 【宿泊地/高知市内】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:30発  蔵空間茶館 - 2:05 8.7 宿の朝食は7時からです。羽根から御霊跡へのコースは、注意! 荒天時には中山峠道ではなく、国道を歩かれることをオススメします。
9:35着  御霊跡 0:10
9:45発 1:25 6.3 奈半利町内は、悩まずに国道55号線を歩いて下さい。
11:10着  道の駅「田野駅屋」
(遍路地図28-1の詳細図C)
0:30
11:40発 1:00 4.3 神峯さんの場所(遍路地図は間違っています)については、歩き遍路の記録14日目の注釈1を参照して下さい。
12:40着  地場産品即売「神峯」 0:10
12:50発 1:20 4.0 神峯さんで荷物を預かっていただき、神峯寺へ向かいます。納経用具・雨具・水・杖は必携です。
14:10着  27番札所 神峯寺 0:20
14:30発 1:00 4.0 神峯寺境内には土佐の名水「神峯の水」が湧き出ています。ぜひ、飲んでみて下さい。
15:30着  地場産品即売「神峯」 0:20
15:50発 0:10 0.5 下山後は、荷物を預かっていただいたお礼も兼ねて、列車の時間まで、神峯さんでコーヒーブレイクにしましょう。
16:00着  土佐くろしお鉄道 唐浜駅
(遍路地図28-2の神峯寺の麓)
0:18
16:18発 - - 列車で移動(運賃1,330円)。事前に列車時刻の再確認をして下さい。
17:23着  JR高知駅 0:17
17:40発 - - 路面電車で移動(運賃200円)。路面電車は頻繁に走っています。
17:42着  土佐電鉄 蓮池町通電停 0:03
17:45発 0:05 0.4 宿の場所は、ホテルのHPにてご確認下さい。
17:50着  リッチモンドホテル高知 -
日計歩行時間7時間05分、歩行距離28.2km、平均速度4.0km/h
累計歩行時間70時間40分、歩行距離284.6km、平均速度4.0km/h

コースガイド

この日の宿泊先は、大いに悩むところです。どうしても1日30km前後の距離を歩んでくると、神峯寺の麓(安田町)で夜を迎える事となります。歩き遍路旅を綴った多くの個人HPやブログを拝見しても、実に多くの方が安田町に宿泊し、そして実に多くの方が宿の不満を述べていらっしゃいます。

私が1回目の遍路の際にも、このエリアでの宿泊を避けるために、当時は列車を利用して他地域へジャンプするという発想がなかったため、室戸岬で歩行距離を短くしたショート日を挟んで無理やり回避をしました。しかし、ショート日というのは前述したようにあまり良い方法ではありません。

このプランでは、一気に高知市内までジャンプしています。結果、高知市内に4泊することになります。遍路も10日目を過ぎ色々な所に疲れがたまってきている時期ですので、このチョイスが(今は)ベターだと考えています。加えて、この方法がこのおすすめプランの真骨頂だとご理解ください。なお、高知市内が遠過ぎるし、往復の交通費がバカにならないとお考えの場合には、この日は安芸市まで移動されて宿泊されると良いかと思います。

高知県内のバスや電車で利用できるICカード「ですか」を活用すると便利でお得です。特に65歳以上の方は利用ポイントが倍となりますので、払戻し時の手数料200円を考えても確実にお得です。電車の車内や高知東部交通の窓口のほか、事前にインターネットからも購入できます(YI様からの情報)。

前日、金剛頂寺の宿坊に泊まられた時には、1時間ほど進行が遅くなるかと思いますので、土佐くろしお鉄道「唐浜駅」17時26分発の電車を目指して下さい。その場合には、宿の到着が遅くなりますので、高知市内ではなく安芸市での宿泊をオススメします。

今日のランチ

道の駅「田野駅屋」さんで昼食をとるようにプランニングしています。 営業時間7:30~17:30、年末年始のみ休み。軽食コーナーが併設されており、そば・うどんやカレーがありました。また、物販コーナーでは弁当なども販売されています。

田野駅屋さんでの昼食が早すぎる場合は、地場産品即売「神峯」さんの近くに包場食堂さんがあります。

今晩のおすすめ宿

コースガイドにも書いたように、高知市内まで移動して宿泊します。高知市内には様々な形態の多くの宿がありますが、今まで宿泊した中では、総合点の高さでリッチモンドホテル高知(TEL088-820-1122)さんをオススメします。 洋室、素泊まり(朝食付あり)。

高知市ではなく、安芸市に宿泊される場合は、ホテルタマイ(TEL0887-35-2111)さんか、清月旅館(TEL0887-34-8855)さんをチョイスして下さい。いずれも素泊まりにして、食事は他で取られる方が良いかと思います。

第12日目 【宿泊地/高知市内】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
6:30発  リッチモンドホテル高知 - 0:05 0.4 朝食は、ホテル周辺のコンビニで購入して列車の中でとって下さい。
6:35着  土佐電鉄 堀詰電停 0:02
6:37発 - - 路面電車で移動(運賃460円)。路面電車はごめん町行です。
7:13着  土佐くろしお鉄道 後免町駅 0:08
7:21発 - - 列車で移動(運賃1,070円)。事前に列車時刻の再確認をして下さい。2014年3月のダイヤ改正は確認済です。
8:13着  土佐くろしお鉄道 唐浜駅 0:02
8:15発 0:55 4.0
9:10着  道の駅「大山」 0:10
9:20発 1:55 8.5 安芸市内は、国道ではなく裁判所経由の道の方が情緒があります。國虎屋さんへ向かうため、15.0k地点からは国道を歩いて下さい。
11:15着  めん処 國虎屋(水曜休)
(遍路地図30-1太平口バス停近く)
0:30
11:45発 1:40 7.4
13:25過  琴ヶ浜松原野外劇場
(遍路地図30-2の23.9k手前)
-
1:20 5.8
14:45着  道の駅「やす」 0:10
14:55発 0:45 3.4
15:40着  土佐くろしお鉄道 あかおか駅
(遍路地図30-3の右端)
0:20
15:45発 - - 列車で移動(運賃660円)。事前に列車時刻の再確認をして下さい。往路のように後免町で市電に乗換えても時間・運賃共に同一です。
16:22着  JR高知駅 0:15
16:37発 - - 路面電車で移動(運賃200円)。路面電車は頻繁に走っています。
16:39着  土佐電鉄 蓮池町通電停 0:01
16:40発 0:05 0.4
16:45着  リッチモンドホテル高知 -
日計歩行時間6時間45分、歩行距離29.9km、平均速度4.4km/h
累計歩行時間77時間25分、歩行距離314.5km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は同一ホテルに戻りますし、札所もありませんので、完全空身で歩くことができます。道のりもほぼ平坦ですので、のんびりと歩いて下さい。天候に恵まれれば、陽光に輝く太平洋を見ながらのウォーキングとなります。

安芸市から道の駅「やす」にかけては、高知安芸自転車道を歩きます。ただし、2012年11月の時点では、八流山極楽寺周辺で災害復旧工事をしていたため、一部区間で自転車道を離れて国道55号線を歩くように誘導されました。 災害復旧工事は既に終わっています(徳島県TM様からの情報)。

今日のランチ

今日のお昼は、国道55号線沿いにある老舗うどん店の國虎屋さんにしました。営業時間11:00~19:30、水曜定休です。 國虎うどんとカレーうどんが人気です。

水曜日で國虎屋さんが休みの時には、他にオススメできるお店が周辺にありませんので、遍路地図30-1の15.0k地点にあるローソン安芸津久茂店さんでお弁当等を購入して下さい。

今晩のおすすめ宿

前日と同じリッチモンドホテル高知(TEL088-820-1122)さんに宿泊するようプランニングしています 。

前日、安芸市内に宿泊された場合は、あかおか駅から安芸市に戻って同じ宿に連泊されても良いですし、この日から高知市内に宿をとられても良いかと思います。なお、あかおか駅から少し足を延ばすと(約1.4km)、旅館かとり(TEL0887-55-3133)さんがあります。この宿もオススメです。

第13日目 【宿泊地/高知市内】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
6:30発  リッチモンドホテル高知 - 0:05 0.4 朝食は、ホテル周辺のコンビニで購入して列車の中でとって下さい。
6:35着  土佐電鉄 堀詰電停 0:02
6:37発 - - 路面電車で移動(運賃460円)。路面電車はごめん町行です。
7:13着  土佐くろしお鉄道 後免町駅 0:08
7:21発 - - 列車で移動(運賃400円)。事前に列車時刻の再確認をして下さい。2014年3月のダイヤ改正は確認済です。
7:33着  土佐くろしお鉄道 あかおか駅 0:07
7:40発 1:15 5.4
8:55着  28番札所 大日寺 0:20
9:15発 2:00 9.0 国分寺手前の国分橋を渡ると遍路地図には出ていませんが、遍路道は川に沿って左折します。しかし、コットンタイムさんへ向かうため、左折せずに遍路地図の通りに車道を直進して下さい。
11:15着  コットンタイム国分店 0:30
11:45発 0:05 0.2
11:50着  29番札所 国分寺 0:20
12:10発 1:35 6.9 善楽寺内の売店には遍路用品が揃っています。不足しているものがあればココでお求め下さい。
13:45着  30番札所 善楽寺 0:20
14:05発 1:10 5.4
15:15着  30番奥ノ院 安楽寺 0:10
15:25発 0:20 1.1
15:45着  リッチモンドホテル高知 -
日計歩行時間6時間30分、歩行距離28.4km、平均速度4.4km/h
累計歩行時間83時間55分、歩行距離342.9km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日のコースは、国分寺と善楽寺の間で丘をひとつ越える以外は、平坦なルートです。善楽寺を参拝した後、以前は30番札所だった安楽寺まで足を延ばす28.4kmです。

ルートマップ

30番奥ノ院の安楽寺は、遍路地図に掲載されていません。1993年まで安楽寺も30番札所であった事を考えると、何か政治的な臭いを感じますが、なぜなのでしょうか。

右図の青点線は善楽寺から安楽寺までルートを示しています。赤実線と赤点線は遍路地図32-1のルートです。善楽寺を出発し、土佐街道(県道384号線)にぶつかったら遍路道を離れ高知駅の方向へ向かいます。高知ICへの高架(善楽寺から1.5km)をくぐったら、比島方面へ斜め右方向、県道249号線を進みます。JR薊野駅前を通過し、久万川(歩行者専用橋あり)を越えたら、産業道路との交差点(善楽寺から3.4km)を右折し、次のR交差点は本山方面に直進して、そのまま県道249号線を進みます。県道16号線との交差点(善楽寺から4.7km)を左折して愛宕通りへ入り、JRの高架をくぐったら「あたご接骨院」さんの角を右に入ります。細い道を400mほど歩くと安楽寺が見えてきます。なお、遍路シールや道標は全くありませんので、高知市街地図やGoogleマップ等で確認しながら歩いて下さい。

今日のランチ

今日のランチは、M氏推薦の三角屋根が目印のコットンタイムさんです。地元では有名なカフェです。営業時間8:00~18:00、定休日はありません。11:30まではお得なモーニングセットを食べることができます。

コットンタイムさん以外、国分寺周辺に飲食店はありません。

今晩のおすすめ宿

前日と同じリッチモンドホテル高知(TEL088-820-1122)さんに宿泊するようプランニングしています 。

第14日目 【宿泊地/高知市内】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:30発  リッチモンドホテル高知 - 1:20 5.9 ホテルの朝食は6時30分からです。今日はショート約20kmの行程ですので、寝坊してゆっくりと出発しても構いません。竹林寺では羊羹をお忘れなく。
8:50着  31番札所 竹林寺 0:20
9:10発 1:30 5.7 禅師峰寺は小高い丘の上にあります。ちょっとキツイ山登りです。
10:40着  32番札所 禅師峰寺 0:20
11:00発 1:00 4.3
12:00着  喫茶シーランド
(遍路地図34-1の4.3k)
0:30
12:30発 0:25 1.6 時間の余裕がありますので、浦戸大橋を渡って桂浜の坂本龍馬に会いに行っていいかもしれません。高所恐怖症の方は、浦戸大橋はダメですよ。
12:55着  種崎渡船場 0:15
13:10発 - - 船で移動(無料)。運航スケジュールは遍路地図に掲載されています。
13:15着  梶ヶ浦(長浜)渡船場 0:05
13:20発 0:20 1.4
13:40着  33番札所 雪蹊寺 0:20
14:00発 0:05 0.3
14:05着  長浜出張所バス停
(遍路地図35-1の高知南郵便局向)
0:01
14:06発 - - 路線バスで移動(運賃420円)。はりまや橋方面へは、1時間に数本のバスが走っています。
14:27着  堺町バス停 0:03
14:30発 0:05 0.2
14:35着  リッチモンドホテル高知 -
日計歩行時間4時間45分、歩行距離19.5km、平均速度4.1km/h
累計歩行時間88時間40分、歩行距離362.4km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は高知市内を巡る19.5kmのショートコースに設定しています。桂浜や高知城などの観光地へ行ってみるのも良いですし、宿に早く帰って足のマッサージを受けるのも良いかもしれません。また、高知市内には、何軒かのアウトドアショップがありますので、装備品の更新や補充に、この日を活用して下さい。

この日の前後に完全休足日(休息日)を設けられたらいかがでしょうか。通し打ちを目指されている場合には、全く動かない日を設けることは、心身のリフレッシュにとても有効だと思います。

31番札所竹林寺も32番札所禅師峰寺も丘の上にありますので、ちょっとだけ山登りになります。竹林寺は、植物園の敷地内を通り抜けて行きます。道に迷う方が多いようですが、ちゃんと遍路シールや道標がありますので、注意深く歩いて下さい。

今日のランチ

今日のランチは喫茶シーランドさんです。喫茶店だけど、うどんがオススメ(ホント!)です。営業時間8:00~16:00、第2・4土曜日、毎日曜日定休です。

喫茶シーランドさんがお休みの時は、種崎渡船場までの間にスーパーが2軒ありますので、お弁当を購入して、渡船場付近で食べて下さい。 なお、遍路地図に掲載されている「愛ちゃんストアー」は無くなっています(東京都TN様よりの情報)。

今晩のおすすめ宿

今晩もリッチモンドホテル高知(TEL088-820-1122)さんに宿泊するようプランニングしています 。

33番札所雪蹊寺の門前には、評判のいい 高知屋(TEL088-841-3074)さんがありますので、そこまで移動しても良いかもしれません。ただし、高知屋さんは15時からのチェックインとなります。また、桂浜の国民宿舎桂浜荘(TEL088-841-2201)さんもオススメです。遍路宿泊プランを利用すると格安に宿泊できます。

ミニヒント

高知市内で戦前から営業しているという小さな食堂を見つけました。まさにモノクロの昭和がそこにありました。 ご飯120円~、おかず190円~。その名は「まるよし食堂」さん…、あえて場所はお知らせしませんが、ご興味のある方は探してみて下さい。

第15日目 【宿泊地/34番札所周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:00発  リッチモンドホテル高知 - 0:05 0.3 ホテルの朝食は6時30分からです。30分の早発にしています。
7:05着  堺町バス停 0:03
7:08発 - - 路線バスで移動(運賃420円)。事前にバス時刻の再確認をして下さい。
7:27着  長浜出張所バス停
(遍路地図35-1の高知南郵便局向)
0:08
7:35発 0:05 0.3 雪蹊寺は昨日参拝していますので、通過としています。
7:40過  33番札所 雪蹊寺 -
1:25 6.3
9:05着  34番札所 種間寺 0:20
9:25発 1:40 7.2 途中、清流日本一の仁淀川を越えます。天候が良ければ美しい流れを見ることができます。
11:05着  モスバーガー 土佐インター店
(下記地図参照)
0:10
11:15発 0:05 0.2 笹岡ハイヤーさんの遍路休憩所にて荷物を預かっていただき、清滝寺へ向かって下さい。
11:20着  笹岡ハイヤー遍路休憩所
(下記地図参照)
0:10
11:30発 0:35 2.2
12:05着  35番札所 清滝寺 0:30
12:35発 0:30 2.2
13:05着  笹岡ハイヤー遍路休憩所 0:10
13:15発 1:05 5.0
14:20着  塚地休憩所
(遍路地図36-1の6.8k地点)
0:10
14:30発 1:30 6.3 注意! 荒天時や疲れている時は、塚地峠経由ではなく、トンネル経由にしましょう。
16:00着  三陽荘 -
日計歩行時間7時間00分、歩行距離30.0km、平均速度4.3km/h
累計歩行時間95時間40分、歩行距離392.4km、平均速度4.1km/h

コースガイド

ルートマップ

今日は、標高140mの清滝寺と、標高190mの塚地峠の2つのアップダウンがあります。これ以外は、のんびりとした平坦な道になります。清滝寺へは土佐市街からの単純往復となりますので、荷物を預かってもらい、身軽に参拝しましょう。

右図は土佐市街、遍路地図36-1の㉜天神ヘンロ小屋周辺の詳細図です。赤実線と赤点線は、遍路地図のルートを表しています。右図は上が北となり、遍路地図と向きが違いますので注意して下さい。笹岡ハイヤーさんの位置を確認して下さい。なお、市内の遍路道沿いには、他にも荷物を預かっていただける所があります。

土佐市内の遍路道は、遍路地図を見てもわかるように数多くありますが、遍路地図のルートを離れて56号線バイパスを歩くのが1番迷わないと思います。そうすると右図A地点で遍路シールが右折指示をしており、笹岡ハイヤーさんへ着くことができます。

三陽荘さんの到着が予定通りで体力に余裕があれば、36番札所青龍寺の参拝を済ませてしまいましょう。青龍寺までは900m、15分です。

今日のランチ

今日の昼は、モスバーガー(上図A地点近く、56号線沿い)さんでハンバーガーを購入して、清滝寺で食べるプランにしています。清滝寺付近には、飲食店はありません。

ハンバーガーが嫌な場合には、上図B地点にすき家さんやコンビニがあります。

種間寺から1km先に、はるの茶屋さんという喫茶店があり、500円のモーニングがお得で寛げるお店でした。ランチにもオススメします(YI様からの情報)。営業時間8:30~16:00、月曜、第1・3火曜定休、他にも不定休される場合があります。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、三陽荘(TEL088-856-0001)さんです。私は泊まったことがありませんが、ぜひ次回は泊まってみたい宿です。公式ホームページから予約ができます。 和室、2食事付。

近くには、国民宿舎土佐(TEL088-856-2451)さんもあります。こちらも歩き遍路に評判の良い宿ですが、宿に辿り着くための急登がしんどい・・・かもです。

第16日目 【宿泊地/久礼周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  三陽荘 - 0:15 0.9 宿の朝食は6時30分からですが、巡航船の時刻の関係で30分の遅発にしています。青龍寺へは、三陽荘さんに荷物を置いて往復します。
8:15着  36番札所 青龍寺 0:20
8:35発 0:15 0.9
8:50着  三陽荘 0:10
9:00発 0:45 3.2 青龍寺から埋立までの道のりと乗場の詳細は、須崎市のHPにて確認して下さい。
9:45着  埋立/須崎市営巡航船乗場
(遍路地図36-1の船付場バス停)
0:20
10:05発 - - 船で移動(運賃620円)。事前に須崎市のHPで巡航船時刻の再確認をして下さい。なお、巡航船は、日曜・祝日運休です。
11:00着  横浪/須崎市営巡航船乗場
(遍路地図36-2の13.9k地点)
0:05
11:05発 1:10 5.1
12:10着  須崎ヘンロ小屋 0:20
12:30発 1:25 6.2
13:55着  別格5番 大善寺 0:10
14:05発 1:00 4.2 大善寺から安和駅までは、山越えです。途中、歩道のない個所もありますので、車に十分注意して下さい。
15:05過  安和駅入口
(遍路地図38-1の29.0k地点)
-
2:05 9.3 安和から久礼までは、遍路地図に出ていない「四国のみち(断崖のみち)」を歩きます。詳細は高知県のHPで確認して下さい。
17:10着  土佐久礼大坂遍路休憩所
(遍路地図38-1の洲崎高校先)
0:05
17:20発 - - 宿の送迎車で移動。宿泊予約時に送迎の可否を確認をして下さい。
17:30着  黒潮本陣 -
日計歩行時間6時間55分、歩行距離29.8km、平均速度4.3km/h
累計歩行時間102時間10分、歩行距離421.3km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日のコースのポイントは、須崎市営の巡航船を利用する事と、安和から久礼まで、遍路地図に掲載されていない「四国のみち」を歩く点です。

青龍寺から須崎市街までは、横浪スカイラインルートと浦ノ内湾北岸ルートの2コースが遍路地図に掲載されています。しかし、今回は第3のルートである浦ノ内湾巡航船を利用した海上ルートを選びました。真念著「四国邊路道指南」(1687年刊)には青龍寺からの道について、次のように記載されています。
 「是より仁井田迄十三里。但いのしりへもとり、よこなミという所迄三里、舟にてもよし、此間景よし。」
このように江戸時代の頃から、このルートは、船が利用されていたようです。

前日のうちに青龍寺を参拝してしまうと時間が余って歩きたくなりますが、横浪スカイラインルートはアップダウンが辛く、浦ノ内湾北岸ルートは湾を回込む道が連続しサッパリ進んだ感じがしない道です。ぜひ、巡航船を検討してみて下さい。

もし船を利用しない場合には、距離的に黒潮本陣さんまで行くのがキツクなります。その場合は、三陽荘さん→須崎市内(泊)→久礼→岩本寺(泊)→佐賀→黒潮町内(泊)→下田の渡し→久百々さん(泊)という行程になるかと思います。

安和から久礼までは、焼坂峠を経由する道が遍路地図に掲載されています。私は2012年11月に焼坂峠を歩きましたが、その時は土砂崩れ、崖の崩落、倒木など、かなり道は荒れていました。荒天時や1人での歩行はオススメしません。また、国道56号線をそのまま歩く方もいらっしゃいますが、焼坂トンネルは歩道がなく危険な歩行を強いられます。そこで、県道320号線経由する「四国のみち(断崖のみち)」を歩くようプランしました。

明日の歩行距離の関係でギリギリ30kmまで距離を稼いだ結果「土佐久礼大坂遍路休憩所(遍路地図38-1の詳細図Bの枠左下の○休マーク)」という妙な場所で歩き終えるようプランしましたが、土佐久礼駅前や洲崎高校久礼分校近くの土讃線ガード付近で歩き終えて、宿の送迎車を呼んでも良いかもしれません。

今日のランチ

宿から須崎市街まで飲食店はありませんので、三陽荘さんにお願いしておにぎり等を作ってもらって下さい。おにぎりを食べる場所として、須崎ヘンロ小屋で20分の休憩時間をみています。なお、飲料水の自販機はコース上に点在しています。

宿でおにぎり等を作ってもらわなかった場合には、巡航船の到着地である横浪にお店が2軒あり、パンやお寿司が販売されています。

今晩のおすすめ宿

今日の宿は、黒潮本陣(TEL0889-52-3500)さんです。 とても眺めの良い素敵な宿です。2012年11月にツインルームのシングルユースで宿泊しましたが、繁忙期は1人では予約が入らないかもしれません。まずは電話で問合せて下さい。洋室、2食事付。

黒潮本陣さんの予約が入らない場合は、久礼に2軒の旅館がありますが、泊まったことはありません。ネット上の宿泊記を見てる限りは、福屋旅館(TEL0889-52-2958)さんの方が良いのかな…?

東京都TN様より、福屋旅館さんは、食事は魚中心の豪華な内容で満足したが、宿の対応がイマイチで人により評価は分かれる…との情報をいただきました。

第17日目 【宿泊地/佐賀温泉】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  黒潮本陣 - - - 宿の朝食は7時30分からですので30分の遅発にしています。昨日の終点まで宿の送迎車で移動します。
8:15過  土佐久礼大坂遍路休憩所
(遍路地図38-1の洲崎高校先)
-
1:05 4.8 大坂遍路道は、2016年3月1日より約1年間、工事のため通行止めとなり、歩くことができません。
9:20過  七子峠登山口
(遍路地図38-1の41.8k地点)
-
0:30 0.7 山道の急登で、一気に峠まで上がります。歩行速度をかなり抑えた設定にしてあります。
9:50過  七子峠
(遍路地図38-1の42.5k地点)
-
0:55 4.2
10:45過  影野駅入口
(遍路地図38-1の49.5k手前)
-
1:25 6.2 道の駅「あぐり窪川」の定休日は、奇数月の第3水曜日と3月31日です。
12:10着  道の駅「あぐり窪川」 0:30
12:40発 0:45 3.2 岩本寺は、マリリンモンローまで描かれている575枚の本堂の天井絵が有名です。
13:25着  37番札所 岩本寺 0:20
13:45発 1:00 4.2 岩本寺の山門を出たら門前を右に進んで下さい。
14:45過   片坂峠 H290
(遍路地図38-2の3.1kと4.9kの間)
 -
1:30 6.3 遍路地図38-2の5.7k地点から6.6k地点までは山道となります。荒天時には注意して下さい。
16:15着  土佐佐賀温泉 こぶしのさと -
日計歩行時間7時間10分、歩行距離29.6km、平均速度4.1km/h
累計歩行時間109時間20分、歩行距離450.9km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は七子峠を越えて岩本寺に至り、片山峠を経て佐賀温泉までの29.6kmです。私が前回このコースを歩いた時(歩き遍路の記録22日目)は、情報の少なさから七子峠越えにビビり、朝食も食べずに早立ちしましたが、そんなに身構える必要もありませんので、ゆっくり朝食を食べてから出発しましょう。

七子峠越えは、「土佐往還そえみみず遍路道」と「大坂遍路道」の2ルートがあります。そえみみず道の最高標高が400mに対して、大坂道は287mです。標高差が少ない分、大坂道の方が体力的には楽ですし、時間的にも早くなります。また、遍路地図に「降雨の際は滝の流水で・・・」と記載されていますが、よほどの大雨でない限り大丈夫だと思います。 なお、大坂遍路道は、2016年3月1日より約1年間、工事のため通行止めとなり、歩くことができません。なお、詳細については、須崎地区森林組合さん(TEL0889-43-0030)までお問合せ下さい。

遍路地図38-2の3.1k地点と4.9k地点の中間にある「片山峠」を越え、4.9k地点で国道を離れると、やがて今は使われていないゴミ焼却場(ぜんぜんキレイじゃないけど旧窪川町環境美化センター)の敷地内を抜けて山道に入り、峠を下って行きます。一部足元の悪い個所がありますので、スリップに注意して下さい。

今日のランチ

道の駅「あぐり窪川」でランチにします。定休日は上記の通りですが、私の住んでいる地域の道の駅は年中無休で営業しているのが当たり前ですので、四国の道の駅には定休日があるのを知り、ちょっと驚いた記憶があります。ここでは、名物の窪川ポークを使った料理を召し上がって下さい。

道の駅「あぐり窪川」の先には、移転した「ゆういんぐしまんと」さんがあります。遍路地図でいうと場所は、東窪川バス停付近になります。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、土佐佐賀温泉こぶしのさと(TEL0880-55-7011)さんです。泉質のいい温泉です。食事も美味しく、スタッフの方の接客もしっかりしていて、オススメの宿です。 和室、2食事付。

こぶしのさとさんの予約が取れない場合には、近くに宿がありませんので、手前の岩本寺宿坊(TEL0880-22-0376)に泊まることとなります。

第18日目 【宿泊地/黒潮町周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:30発  土佐佐賀温泉 こぶしのさと - 1:15 5.6 宿の朝食は7時30分からです。今日は楽な道のりですので、1時間の遅発にしています。ゆっくりとスタートしましょう。
9:45過  伊与喜駅前
(遍路地図38-3の15.7k地点)
-
1:20 6.0 ドライブイン幡多路さんは、11時からの営業ですので、時間調整して下さい。
11:05着  ドライブイン幡多路(木曜休)
(遍路地図38-3の佐賀公園駅近く)
0:30
11:35発 0:55 3.9
12:30過  灘バス停
(遍路地図38-3の25.6k地点)
-
1:35 7.0
14:05着  道の駅「ビオスおおがた」 0:10
14:15発 0:35 2.6 ホテルのチェックインは15時からですが、早着の連絡を入れると対応していただけます。
14:40着  ネスト・ウエストガーデン土佐 -
日計歩行時間5時間40分、歩行距離25.1km、平均速度4.0km/h
累計歩行時間115時間00分、歩行距離476.0km、平均速度4.1km/h

コースガイド

緩やかな下り坂と平坦な海沿いの道を歩く、気持ちの良い25.1kmです。今晩の宿のチェックイン時刻の関係もありますので、のんびりと歩きましょう。ただし、道の駅「ビオスおおがた」から「ネスト・ウエストガーデン土佐」さんまでは、遍路シールも道標もほとんどありませんので、道の駅の案内板や遍路地図を見ながら歩いて下さい。

「こぶしのさと」さんと、今晩の宿「ネスト・ウエストガーデン土佐」さんは、旧佐賀町にある建設会社が経営する同系列の宿です。そのため、私が宿泊した2012年には、「こぶしのさと」さんから「ネスト・ウエストガーデン土佐」さんまで、荷物を運んでくれる歩き遍路限定のサービスをされていました。そのお蔭で空身でこのルートを歩くことができました。このサービスは積極的に宣伝されていないようなので中止になってるかもしれませんが、「こぶしのさと」さんを予約される時に確認してみて下さい。

今日のランチ

今日の昼食は、ドライブイン幡多路さんにしました。営業時間11:00~20:00、木曜定休。焼肉がメインの店のようですが、麺類もあるようです。私は実食経験ありません。

土佐佐賀駅近くには、うどん店の庄寿庵(11:00~20:00、無休)さんがあります。私が歩いた時に「こぶしのさと」さんですすめられた昼食場所です。しかし、通過したのが早過ぎて営業時間前でした。なお、土佐白浜駅近くの民宿白浜さんの食堂でもランチをとることができます。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、ネスト・ウエストガーデン土佐(TEL0880-43-0101)さんです。電話の他、宿泊サイトからも予約することができます。 お得なお遍路宿泊プランがあります。和室・洋室選択可、2食事付。

第19日目 【宿泊地/大岐海岸周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  ネスト・ウエストガーデン土佐 - 1:40 7.5 宿の朝食は7時15分からですので、8時出発にしています。
9:40過  双海交差点 -
1:15 5.4 下田渡船場までのルートと渡し船の詳細については、歩き遍路の記録24日目をご覧になって下さい。渡し船は、事前予約が必要です。
10:55着  下田渡船場 0:05
11:00発 - - 船(下田の渡し)で移動(運賃500円)。遍路地図に出ている電話番号から運行状況を確認をして下さい。
11:10過  初崎船着場 -
0:30 2.0 初崎船着場からは、遍路地図の点線ルートを一旦外れて、国道321号線に出て下さい。
11:40着  うどん屋田子作(第1・3火曜休)
(遍路地図40-1の左頁下)
0:30
12:10発 1:20 5.9
13:30過  市ノ瀬交差点
(遍路地図42-1の52.8k地点)
-
0:10 0.5 市ノ瀬交差点を県道346号線三原方向に右折します。交差点角の「足摺宇和海国立公園」の看板下部に歩き遍路の記録24日目注釈2の案内があります。
13:40着  真念庵 0:10
13:50発 0:10 0.7  
14:00過  ドライブイン水車 -
1:50 8.0  
15:30着  久百々 -
日計歩行時間6時間55分、歩行距離30.0km、平均速度4.3km/h
累計歩行時間121時間55分、歩行距離506.0km、平均速度4.2km/h

コースガイド

今日は、復活した「下田の渡し」を利用して四万十川を越え、いよいよ足摺岬に向かう30.0kmです。宿から下田渡船場までは、小刻みなアップダウン、四万十川を渡ってからは「新伊豆田トンネル」に向かって緩やかに登り、長く辛いトンネルを抜けて真念庵に立寄り、宿に向かいます。

下田の渡しは、2012年11月現在、平日(土日祝日運休)の波の穏やかな日だけ運行しているとの事でした。乗船当日の朝7時以降に運行確認と乗船予約をした上で、下田渡船場へ向かって下さい。渡し船が運休の場合には、四万十大橋経由となります。

「ネスト・ウエストガーデン土佐」さんから下田渡船場までは、遍路シールや道標がほとんどありません。 歩き遍路の記録24日目をご一読いただいた上で、遍路地図を確認しながら歩かれて下さい。

金剛福寺から延光寺までのルートは6つあります(詳細はいろいろ情報を参照して下さい)。金剛福寺から打戻って(折り返して)下ノ加江まで戻られる方が多いのですが、今回は月山神社を訪れるルートを選択しました。

今日のランチ

今日のランチは、うどん屋田子作さんにしました。 営業時間9:00~19:00、第1・3火曜日定休。国道321号線沿いにあります。遍路地図40-1にも出ていますので、場所は地図で確認して下さい。看板メニューは、その名の通り「田子作うどん」です。なお、うどん屋となっていますが、定食や丼物もあります。

下田の渡しを利用した場合には、うどん屋田子作さんは少々遠回りになりますが、他に飲食店がありません。遠回りが嫌な場合には、ネスト・ウエストガーデンさんに昼用のおにぎりを作ってもらって下さい。確認はしていませんが、たぶん作っていただけると思います。

今晩のおすすめ宿

今晩は久百々(TEL0880-84-1664)さんをオススメします。実を言うと私は泊まったことはありませんが、ネットでの評判は良いようです。 和室、2食事付。

久百々さんに宿泊しましたが、男女共用のトイレ内に洗濯機が置かれており、衛生面で抵抗感がありました(MK様よりの情報)。

久百々さんの予約が取れない場合、周辺には海癒の湯(TEL0880-82-8500)さんや民宿いさりび(TEL0880-84-0900)さんなどがあります。

第20日目 【宿泊地/足摺岬周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:30発  久百々 - 2:30 9.0 宿の朝食は5時半からですが、そんなに急ぐ必要はありません。6時半頃の朝食にしましょうか。
10:00過  以布利分岐バス停
(遍路地図42-2の69.6k地点)
-
0:45 3.1 左記の以布利~足摺岬の距離数は、現状の県道27号線(窪津漁港~窪津小のみ遍路道)を歩いた場合の距離数です。
10:45過  窪津小学校 -
1:40 7.5 足摺岬手前に「天狗の鼻」へ通ずる遊歩道があります。そこを入り、「天狗の鼻」「展望台」「足摺岬灯台」と巡りましょう。
12:25着  足摺岬 1:00
13:25発 0:05 0.2
13:30着  38番札所 金剛福寺 0:20
13:50発 0:10 0.4 万次郎足湯は、白皇神社の少し先、県道27号線沿いにあります。無料です。足湯に入りながら白山洞門を見ることができます。
14:00着  万次郎足湯(水曜休) 0:50
14:50発 0:10 0.4
15:00着  民宿 足摺はっと -
日計歩行時間5時間20分、歩行距離20.6km、平均速度3.9km/h
累計歩行時間127時間15分、歩行距離526.6km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は足摺岬までの20.6kmです。歩き遍路を綴ったみなさんのブログの中で、足摺岬周辺で身体を壊したり、通し打ちを中断したりという記録をいくつか目にしました。私自身も足摺直前の大岐海岸で足を故障し、大変キツイ遍路を経験しました。トータルの歩行距離がちょうど500kmを越え、通し打ちを目指している者にとって、足摺は遍路としての総合力を問う試金石なのかもしれません。無理をせずに1歩1歩確実に歩む1日にしましょう。

大岐海岸は1500mの砂浜を歩くように遍路道が設定されています。30分ほど足を砂にとられながら歩くこととなり、たっぷりと疲労を蓄積している足にとっては想像以上の負担となります。確実な通し打ちを目指している方は、浜辺ではなく国道を歩かれることをオススメします。それでも浜辺を歩かれるという方は、なるべく波打ち際の砂が締まっている部分を、極々ゆっくりと歩いて下さい。なお、砂浜を歩き切ると小川にぶつかります。河口から20mほど上流に渡渉点があり、その先には崖を登るルート(小さな案内板がありますので探してね)もあります。上流に行き過ぎる方が多いようですので、ご注意下さい。

大岐海岸から国道321号線に戻り、幡陽小学校の先で斜め左の旧道へ進みます。交差点角の「大阪・海遊館・以布利センター左折」の看板が目印です。直進してしまうと、新以布利トンネルを経て土佐清水市街へ行ってしまいますので、注意して下さい。

以布利から足摺岬の間は、遍路道・四国のみち・県道27号線の旧道・現状の県道27号線と、様々な道が入り組んでいます。時間に余裕がありますので、自分のインスピレーションで道をチョイスして下さい。ただし、足に負担を掛けたくない場合は、県道27号線をトレースすることをオススメします。なお、遍路地図は県道が一部旧道のままとなっており、距離数も合っていません。

足摺岬で食事と見学の時間を兼ねて1時間、万次郎足湯で50分の時間をとっています。あまり宿に早く着き過ぎないように、時間を調整して下さい。なお、宿のチェックイン可能時刻については、予約時に確認をお願いいたします。

今日のランチ

久百々さんに宿泊した場合は、お接待でお弁当を持たせていただけると思います。このプランでは、そのお弁当を足摺岬周辺で食べるように時間設定しています。足摺岬では、「天狗の鼻」が比較的すいていてお弁当を食べるには良いと思います。

お弁当がない場合には、金剛福寺の門前に2~3軒のレストランがあります。

今晩のおすすめ宿

今晩の宿は、民宿足摺はっと(TEL0880-88-0753)さんです。 夕食の清水サバを堪能されて下さい。追加料金を払うと、清水サバのお造りを増量したり、伊勢海老を追加したりすることができます。和室、2食事付。

足摺岬周辺には数多くの宿がありますが、足摺はっとさんの予約が取れない場合は、お遍路に人気の民宿青岬(TEL0880-88-1955)さんをオススメします。

第21日目 【宿泊地/大月町周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
7:30発  民宿 足摺はっと - 1:55 6.2 宿の朝食は6時30分からです。注意! 荒天時は、松尾小学校前からの遍路道は避けて、県道を歩いて下さい。
9:25過  西臼碆バス停
(遍路地図42-2の6.8k地点)
-
1:45 6.9 中ノ浜から県道27号に出て(遍路地図42-2の8.9k地点)、県道を足摺岬方向に20mほど戻った所に、清水へ向かう遍路道の入口があります。
11:30着  御食事処 あしずり 0:30
11:40発 2:10 9.6
13:50着  道の駅「めじかの里 土佐清水」 0:10
14:00発 1:05 4.7 爪白バス停は、遍路地図48-1の爪白キャンプ場の先にあります。
15:05着  爪白バス停 0:08
15:13発 - - バスで移動(運賃1,000円)。事前にバス時刻の再確認をして下さい。なお、このバス時刻は土日・祝日運休です。
15:42着  ふれあいパーク大月
(道の駅「大月」)
0:03
15:45発 - - 宿の送迎車で移動。宿泊予約時に送迎の可否を確認をして下さい。
16:00着  ホテル ベルリーフ大月 -
日計歩行時間6時間55分、歩行距離27.4km、平均速度4.0km/h
累計歩行時間134時間10分、歩行距離554.0km、平均速度4.1km/h

コースガイド

宿から清水までの足摺岬西岸は、昨日の東岸と同様に遍路道・四国のみち・県道27号線の旧道と新道が入り組んでいます。アップダウンもあり、東岸よりも時間が掛る道のりです。清水市街まで来ると、その先は国道となり、広い道に付けられた歩道を歩むこととなります。

15:42にふれあいパーク大月(道の駅 大月)に到着する高知西南交通バスを利用します。15:11に爪白バス停から乗車するように設定していますが、今日のコースに沿って走っているバスですので、進行状況に応じて前後のバス停を利用して下さい。なお、この15:42にふれあいパーク大月に到着するバスは、土日祝日には運行しませんので、ご注意下さい。

爪白バス停の前後の時刻は、次の通りです。三崎15:07、三崎西口15:07、竜串橋15:08、竜串15:09、竜串海洋館前15:10、海底館前15:10、爪白15:11、城山15:12、下川口漁協前15:13、浜15:13、片粕15:14、シダの浦15:15、横峰入口15:16、住宅前15:17、貝ノ川15:18、大津15:19、叶崎15:20 (2014年4月1日改正版)

今日のランチ

今日の昼食は、御食事処あしずりさんにしました。「焼きサバ寿司の元祖」と言われているお店です。もちろん、魚以外の定食もある町の食堂です。 営業時間11:30~14:00、17:00~20:00、日曜定休です。場所は、遍路地図42-2の詳細図Aの民宿浜崎さんの少し先です。

御食事処あしずりさんは11:30からの営業ですので、早着した場合やB級グルメにご興味のある方は、「ベラ焼き」に挑戦してみて下さい。ネギとじゃこ天が入った薄いお好み焼きをコショウの効いた辛いソースにつけて食べる物です。 お好み焼きタッチさんでどーぞ。営業時間10:00~14:00、16:30~20:00、火曜定休。清水警察署の先30m右手です。

今晩のおすすめ宿

今晩から ホテルベルリーフ大月(TEL0880-74-0222)さんに2連泊します。公式ホームページからオンライン予約して下さい。素泊まりで予約をして、食事は付属のレストランでアラカルトでチョイスして下さい。私のお気に入りのオススメ宿です。なお、送迎については、別途電話にて必ず事前確認をお願いします。 和室・洋室選択可、素泊まり(レストランあり)。

バスで移動しない場合には、竜串のホテルオレンジ(TEL0880-85-0146)が良いとの情報をいただきました。

ミニヒント

足摺岬西岸(民宿足摺はっとさん→土佐清水市街)のルート案内です。

民宿足摺はっとさんを出発して、足摺国際ホテルを過ぎたら、案内板に従って斜め左の旧道に入ります。旧道の方が距離も短く平坦で、約850m歩いて県道に再合流します。

その先の足摺サニーサイドホテルの入口でも、再度旧道に入るよう案内されますが、ここの旧道はアップダウンがあり距離も長いため、特別のこだわりがなければ県道を直進することをオススメします。

松尾小学校の所で、旧道を進んできた遍路道が合流します。そして、小学校前を過ぎて右折し、県道を渡って山道に入っていきます。このあたりは2012年より臼碆トンネルの工事が始まっており、既に遍路道も付け替えられています。トンネルが完成すると更に道は大きく変わるのでしょう。

松尾小学校からの山道は、旧来の遍路道の面影を残しています。遍路地図42-2の5.4k地点に向かって、かなりの急こう配を登って行きます。

遍路地図42-2の5.4k付近からは、西臼碆バス停へ下って行きます。やがて山道になり、踏み跡がハッキリしていない所もありますので注意して下さい。なお、払川橋方面の遍路道は、荒れていて歩いたことがなく、お伝えできる情報はありません。西臼碆バス停付近で舗装路に飛び出します。このあたりでも盛んに新道の工事をしています。

遍路地図42-2の7.0k地点の大浜トンネルの手前を、左に曲がるように案内されます。ここも海岸線まで下って、また上ることになりますので、足の調子と相談して下さい。中ノ浜はジョン万次郎の出生地で、生家が保存されています。中ノ浜市街は迷いがちかと思いますので、遍路シールを注意深く追って下さい。

遍路地図42-2の8.9k地点・・・上表にも書きましたが、中ノ浜から道を上ってきて8.9k地点で県道27号線に再合流します。本来ならば清水方面は左折です。しかし、遍路道は足摺岬方向(青のアーチ橋がある方向)に右折して、20mほど歩いた先に入口があります。案内板もなく、遍路地図の表記もわかりづらいので注意して下さい。

8.9k地点から10.4k地点までは山道です。しばらく上り坂が続き、峠を越えて長い下り坂になります。この道は、入口付近が下草で覆われている場合がありますが、少し歩き抜けると良い道になりますので、ぜひ歩いて下さい。

第22日目 【宿泊地/大月町周辺】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  ホテル ベルリーフ大月 - - - 宿の朝食は7時30分からです。ふれあいパーク大月までは、宿の送迎車で移動です。
8:15着  ふれあいパーク大月
(道の駅「大月」)
0:09
8:24発 - - バスで移動(運賃1,000円)。事前にバス時刻の再確認をして下さい。
8:55着  爪白バス停
(遍路地図の爪白キャンプ場先)
0:05
9:00発 1:45 7.7 叶崎は、灯台まで足を伸ばしても、展望は開けませ~ん。
10:45過  叶崎 -
1:05 4.8
11:50着  大浦ヘンロ小屋 0:20
12:10発 0:35 2.4 大浦ヘンロ小屋からは、急な登り坂です。遍路道と町道と山道が錯綜していますので、案内板を見逃さないように注意して下さい。
12:45着  月山神社 0:10
12:55発 1:05 2.7 注意! 脚力に自信のない方は、赤泊の浜までの下りの山道を回避して、舗装路を歩いて下さい。
14:00過  赤泊の浜 -
1:00 4.1
15:00過  姫ノ井郵便局 -
1:05 4.8
16:05着  ふれあいパーク大月
(道の駅「大月」)
0:15
16:20発 - - 宿の送迎車で移動。
16:35着  ホテル ベルリーフ大月 -
日計歩行時間6時間35分、歩行距離26.5km、平均速度4.0km/h
累計歩行時間140時間45分、歩行距離579.0km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は荷物を宿に置いて、昨日バスに乗った所まで戻って歩き始めましょう。天気に恵まれれば大海原を見ながら歩く1日になります。雄大な海の眺めは今日が最後となりますので堪能して下さい。

大浦ヘンロ小屋から月山神社までの大月へんろみちには、大月小学校の生徒の応援メッセージが何十枚も掛けてあり、楽しく歩く事ができます(MK様よりの情報)。

遍路地図48-1の月山神社先のH90地点から赤泊の浜までの下り道は悪路で、私がココを歩いた時は強雨の翌日だったため、地元の方に歩かない方が良いと言われ、H90地点からH150・H180・H80・姫ノ井小学校と辿る林道を歩きました。しかし、この林道は、視界のきかない林の中をクネクネと曲がりながら歩く舗装路で、長く退屈な道でした。

上記の通りに「赤泊の浜」への下り道は、大変荒れているとの情報をいただきました。よほど脚力に自信がない限りは、荒天でなくても回避された方が良いようです。その場合、H90の分岐点を直進し、1軒家のある三叉路を左斜めに行くと「赤泊の浜」へ向かう車道。右斜めに行くと前述の姫ノ井小学校へ通じる車道となります。

今日のランチ

昼時の大浦には飲食店も商店もありません。宿でおにぎり等を作ってもらい、大浦ヘンロ小屋で食べるプランにしています。

もし、宿でおにぎり等を作ってもらわなかった場合には、貝ノ川郵便局の向いに「ファミリーマートみぞぶち」さんで何かを購入されて下さい。今日のコース上で唯一のお店です。これを逃すとふれあいパーク大月(道の駅 大月)まで何もありません。

今晩のおすすめ宿

今日も ホテルベルリーフ大月(TEL0880-74-0222)さんに宿泊します。和室・洋室選択可、素泊まり(レストランあり)。

ミニヒント

このおすすめプランは全行程43日間、22日目の今日は、ちょうど中間日になります。消耗品等は、出発前に準備をしておいて、この日に合わせてご家族に宅配便を送っていただき、補給するようにすると便利です。

第23日目 【宿泊地/宿毛市内】

時刻 場所 滞在時間 所要時間 距離 注釈
8:00発  ホテル ベルリーフ大月 - - - 宿の朝食は7時30分からです。ふれあいパーク大月までは、宿の送迎車で移動です。
8:15着  ふれあいパーク大月
(道の駅「大月」)
0:05
8:20発 1:20 6.0
9:40過  福良橋バス停 -
1:20 5.5
11:00着  すくもサニーサイドパーク
(道の駅「すくも」)
0:10
11:10発 0:30 2.3
11:40着  まなべ旅館 0:30
12:10発 1:45 7.8 まなべ旅館さんに荷物を置かせていただいて、空身で延光寺を往復しましょう。
13:55着  39番札所 延光寺 0:20
14:15発 1:45 7.8
16:00着  まなべ旅館 -
日計歩行時間6時間40分、歩行距離29.4km、平均速度4.4km/h
累計歩行時間147時間25分、歩行距離608.4km、平均速度4.1km/h

コースガイド

今日は、ベルリーフ大月さんを後にして、宿毛市へ向かい、市内の宿から39番札所延光寺を往復する29.4kmです。宿毛市内から延光寺までは緩やかな上り坂ですが、そのほかは平坦なルートとなります。

宿毛市内からは、遍路地図46-2の1.3k地点から延光寺へ向かう事となります。遍路地図では分かりにくいのですが、宿毛市内を背にして左側の歩道を歩いて行き、「東押の川バス停」を越えてすぐに左折する小路があり、小さな案内板が付いています。ここが遍路地図の1.3k地点となります。これを見逃してしまうと、遍路地図の1.2k地点には案内板も遍路シールも無いため、小島石工さんの所まで行ってしまいます。ご注意下さい。ただし、1.3k地点からの遍路道は小さな山越えルートですので、小島石工さん経由の平坦な道の方が、距離は長くても時間的には早くなります。

今日のランチ

昼食は、荷物を置くのを兼ねてまなべ旅館さんにしました。旅館の1階にレストランがあります。 営業時間11:30~14:30、3種類のランチメニューがあり、いずれも650円です。

進行が速い場合や、3食続けて同じ旅館の食事はどうも…という方には、宿毛飯店さんをオススメします。 私はこの店を地元の方から「から揚げ定食が絶品」とお聞きして、お腹を空かせて訪問したのですが、たまたま定休日だったという苦い経験があります。次こそは食べたいと思ってます。営業時間11:00~14:00、17:00~22:00、水曜定休です。遍路地図46-2の「ハゼの木バス停」の近くにあります。

今晩のおすすめ宿

まなべ旅館マップ

悩ましい宿毛市内の宿は、まなべ旅館(TEL0880-63-3408)さんをオススメします。遍路地図には情報が掲載されていませんので、右の地図で場所の確認をお願いいたします。 赤実線と赤点線は、遍路地図に記載されているルートを示しています。和室、2食事付。

まなべ旅館さんの予約が取れない場合には、秋沢ホテル(TEL0880-63-2129)さんか、ホテルアバン宿毛(TEL0880-63-1180)さんをオススメします。

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