イメージ

2日目 2012年11月7日(水)

お遍路2日目。明後日の「焼山寺アタック」を控えて、距離調整のため「別格1番大山寺」を加える変則スケジュールとなりました。

下記を読んでいただくとわかりますが、昨日と今日の2日間で、かなりのミスコースをしました。それは、遍路地図(へんろみち保存協力会発行・四国遍路ひとり歩き同行二人・地図編)を見慣れてないためと、遍路シールの貼り位置を把握していなかったためでした。しかし、ミスコースを多々したおかげで理由がわかり、これ以降ミスコースをほとんどしなくなりました。

ルートマップ2日目ルートマップ
時刻 場所 所要時間 距離 速度 区間起伏 注釈
7:05発  旅人の宿 道しるべ 0:53 4.10 4.6 勾配0 ※1
7:58着  3番奥ノ院 愛染院
8:18発 0:28 1.99 4.3 勾配1
8:46着  4番札所 大日寺
9:07発 0:20 1.75 5.2 勾配0
9:27着  5番奥ノ院 五百羅漢
9:37発 0:03 0.26 5.2 勾配1
9:40着  5番札所 地蔵寺
10:01発 0:49 3.79 4.6 勾配1 ※2
10:50過  大山寺遍路道 H105地点
(遍路地図10-2の3.5k)
1:03 2.41 2.3 勾配3 ※3
11:53着  別格1番 大山寺
12:23発 0:48 3.34 4.2 勾配3
13:11過  大山寺遍路道 H105地点
(遍路地図90-1の→3.0k)
1:04 4.38 4.1 勾配1 ※4
14:15着  6番札所 安楽寺
14:38発 0:20 1.42 4.3 勾配0
14:58着  7番札所 十楽寺
15:33発 0:07 0.47 4.0 勾配0
15:40着  民宿 天然温泉 いしだ
日計 5:55 23.90 4.0    
累計歩行時間7時間12分、歩行距離29.74km、平均速度4.1km/h

上記マーク勾配マーク の説明はコチラ(別ウインドウが開きます)

注釈 ※1

ルートマップ

宿から遍路道に至るルートは、宿のご主人に教えていただきました。出発直後に若干下り坂があるほかは、ほぼ平坦な道です。

左の地図のA地点(遍路地図10-1[P.11]の板野町役場近く)で遍路道に合流しました。

刷毛納経で知られている3番札所奥ノ院「愛染院」では、朝早かったためか納経所で呼びかけても反応がなく、しばらく待ちましたが、無事に納経していただきました。


注釈 ※2

ルートマップ

左の地図のA地点(遍路地図10-2[P.11]の神宅小学校近く)で6番札所へ向かう遍路道から離れて大山寺へ向かう道へ入りました。「大山寺→」という看板がありますので、明確にわかります。

B地点で右折してしまい、本来の点線ルートと比べて320m遠回りしてしまいました。

A地点から徳島自動車道に向かって少しずつ上り坂になっていきます。徳島道をくぐると、大きな「大山寺↑」という看板があります。


注釈 ※3

ルートマップ

左図のA地点が上表のH105m地点(遍路地図10-2[P.11]の3.5k)となります。ここで広い車道から細いアスファルト道に右折し、ここからが本格的な上りとなります。 上り(オレンジ色)のA-BとC-Dの間は、遍路道を歩行しました。

左図A地点からB地点(遍路地図90-1のH230)までは、柿畑の脇を直登し、途中2ヶ所で車道と合流離散をします。

左図C地点(遍路地図90-1の4.5k)から遍路地図に載っていない遍路道を利用しました。分岐点には遍路札が多く示されていますので、迷う心配はありません。整備されている道ですが、荒天時は車道を通ることをオススメします。

左図D地点でアスファルトの車道に戻り、F地点(遍路地図90-1のH400)で大山寺の山門をくぐり、急な石段を上ると境内に到着します。

参拝を済ませ、納経所でバナナとお茶のお接待を受け、ひと休みしてから下山を開始しました。下り(朱色)はB地点まで車道を歩き、B-A間のみ遍路道を歩行しました。

4番大日寺と5番地蔵寺の間にある「山神社」から「四国のみち」経由で大山寺に登れるルートを示した地図がありましたが、左図E地点には、そのルートは現在不通との案内標識がありました。

大山寺を訪れるにあたって、荷物をデポできる所がないか情報収集しましたが得ることができませんでした。結局、背負ったままで大山寺を往復しましたが、A地点の少し先にある祠の脇には置いておける気がしました。ただし、あくまで自己責任となりますが・・・。

注釈 ※4

ルートマップ

左図のA地点は、遍路地図10-2[P.11]の大山寺を下って来て徳島道をくぐり、川原田橋を渡った先の「地蔵尊卍」の角です。このA地点には遍路シールがなく、また「地蔵尊卍」は地蔵を祀る小さな祠があるだけですので、「共栄精工」という会社を目印にその手前を曲がって下さい。

A点を見逃した事はすぐに気づきましたが、そのまま直進し、県道12号に一旦入り、Bの地点で5番地蔵寺からの遍路道と合流しました。

左図C地点(遍路地図10-2[P.11]の松島小学校近く)では、右折の遍路シールを見逃して直進し、地元の方に制止されて正規ルートに復帰しました。

民宿 天然温泉 いしだ

電話 0883-24-3335

ホームページ なし

電話にて予約

7番札所 十楽寺より0.47km地点

1泊2食 8畳和室 5,500円~

外観写真 夕食写真
外観 夕食
総 合 ★★★ コストパフォーマンスが高い。ただし、隣室とはフスマのみ。
場 所 ★★★★ 遍路道から100m。
部 屋 ★★ 和室8畳。個室にはテレビはありません。鍵もかかりません。
清 潔 ★★★★★ 新しくてキレイです。
風 呂 ★★★★ 加温天然温泉をユニットバスで楽しみました。
食 事 ★★★ 豪華ではありませんがどれも美味。量は少なめ。
接 客 ★★★ 特記事項なし

立派な宿坊で有名な十楽寺近くに2010年の春にオープンした民宿です。 吉野川市の酒屋さんが別荘として建てたものを、そのまま民宿として流用しているため正に民家に泊まる感覚です。この日は、おばあちゃん1人がやってきて面倒を見てくれました。お世話になりました。

十楽寺の宿坊も魅力的でしたが「天然温泉」というキャッチコピーにひかれて、こちらの宿に決めました。元々「温泉」という言葉にめっぽう弱く(単なる温泉好きです)、この先の遍路旅でも温泉宿を見つけると泊まることとなりますが、残念ながら四国のそれは、ほとんどが加温しているお風呂でした。

ちなみに温泉法では、源泉が25℃以上であれば加温の有無にかかわらず、温泉と表記することができると定められています。いしださんの源泉は、約30℃でした。

洗濯機(有料)あり、乾燥機なし。浴衣・歯ブラシ等のアメニティーなし。タオルとバスタオルは貸していただけます。

MENU

inserted by FC2 system