イメージ

9日目 2012年11月14日(水)

初日からほぼ同行程を歩いてきたT氏は、今日が区切り打ちの最終日、鯖大師まで行きたいという事で早立ちをされました。今まで、引っ張ってくれて本当にありがとうございました。

同宿した方々が出発した後から、私とM氏の二人でノンビリとした気分で歩き始めました。適度なアップダウンが続き、由岐坂峠の下りに差しかかった所で、遠くに陽光輝く太平洋が見えました。『海だぁー!!』遍路を歩き始めて初めて目にする海。山越えを続けて来た身には、とてもいい気分転換になりました。

遍路記録地図遍路記録地図遍路記録地図遍路記録地図

上の地図は「ゼンリンの利用規定」により上下3分割になっています。見づらくてごめんなさい。

時刻 場所 所要時間 距離 速度 区間起伏 注釈
7:29発  民宿 山茶花 0:43 3.03 4.2 勾配0
8:12過  月夜御水庵
0:47 3.25 4.1 勾配1
8:59着  釘打ヘンロ小屋 
9:08発 1:02 4.42 4.3 勾配1 ※1
10:10着  由岐坂休憩所
(遍路地図22-2の9.0k先) 
10:18発 0:14 1.35 5.8 勾配1 ※2
10:32着  由岐駅
(遍路地図22-2左下)
10:58発 0:18 1.78 5.9 勾配0
11:16着  田井の浜休憩所
(遍路地図22-2の12.9k)
11:39発 0:21 1.54 4.4 勾配0
12:00過  木岐郵便局
1:07 3.87 3.5 勾配2
13:07過  25号線合流点
(遍路地図22-2の18.3k)
0:31 2.14 4.1 勾配1
13:38着  波切不動明王
(ホテル白い燈台の先)
13:46発 0:35 1.82 3.1 勾配0 ※3
14:21着  23番札所 薬王寺
14:40発 0:03 0.14 2.7 勾配0
14:43着  ひかりの宿 IKKO 
日計 5:41 23.32 4.1
累計歩行時間45時間03分、歩行距離181.72km、平均速度4.0km/h

上記マーク勾配マーク の説明はコチラ(別ウインドウが開きます)

注釈 ※1

ルートマップ

左の地図のA地点(遍路地図22-2の6.4k)で、遍路道は「山ルート」と「海ルート」に分岐します。私たちは、「海ルート」を選択しました。

この周辺の国道55号線は、進行方向左側に歩道があります。A地点で「海ルート」は右折する必要がありますので見逃さないように注意してください。

「海ルート」は、国道55号線を離れた後、坂を下り、国道をアンダーパスして由岐方面へ向かいます。


注釈 ※2

ルートマップ

由岐坂峠を下って由岐の町まで下りて来て、県道25号線を直進する遍路道を離れて、由岐駅を訪れました。

JR由岐駅の構内では、地元の婦人会の方がやっている売店と喫茶コーナーを利用しました。売店で手作り寿司や天ぷらを昼食用に購入しましたが、どれも美味でした。また、デザートのプリンやゼリーも美味しく、おすすめです。

平等院から薬王院間は、薬王院周辺でしか食料調達ができませんので、由岐駅の売店は貴重かと思います。


注釈 ※3

波切不動明王は、ホテル白い燈台(外観はブルーだけど…)の先にある「恋人岬休憩所」にあります。

波切不動明王から薬王寺までの所要時間は、途中、海亀で有名な大浜海岸へ立寄っているために若干時間が掛かっています。

ひかりの宿 IKKO (旧 薬王院参籠所 薬師会館)

2013年5月から休業しています

電話 0884-77-1105

ホームページ http://wwwe.pikara.ne.jp/hikarinoyadoikko/

電話にて予約

23番札所 薬王院 門前

1泊2食 10畳和室 6,300円~

薬王寺温泉宿坊「薬師会館」として営業再開されています

電話 0884-77-1138

ホームページ http://yakuouji.biz/

外観写真 夕食写真
外観 夕食
総 合 ★★★ 元宿坊です。
場 所 ★★★★★ 薬王院のすぐそばです。朝のお勤めにも参加できます。
部 屋 ★★★ 和室10畳。テレビ・鍵あり。トイレは共同です。
清 潔 ★★★★★ 特記事項なし。
風 呂 ★★ 隣の他施設を利用します。
食 事 ★★★ 普通です。朝のコーヒーはうれしかった。
接 客 ★★ ルームキーの管理方法を考えた方が良いかも…

元薬王寺の宿坊だった施設を、元々宿坊のレストランを委託されてた民間業者が、宿泊施設運営を継承しています。

閑散期のためか(当日の宿泊者は4組6名)、フロント業務を含めて、施設管理を1人でこなしているため、フロントも無人の事がほとんどでした。外出する時はカギをフロントに預けるよう案内されましたが、預ける時も無人ですし、宿に戻って来るとフロント前に外出中の部屋のカギが並べて置かれてる状態ですので、貴重品は部屋に置かない方が安心です。

風呂については、隣の「薬王寺温泉」を利用します。1回目の利用は無料ですが、2回目以降は300円かかります。こちらの温泉施設は、できたばかりでピカピカでした。
また、温泉施設内にもレストランがありますので、そろそろ旅館料理にも飽きてきた頃でしょうから、宿泊は素泊まりか朝食のみにして、夕食は温泉施設で取るという方法も良いかもしれません。

洗濯機(有料)、乾燥機(有料)共に隣の薬王寺温泉にあり。タオル・歯ブラシ・浴衣あり。各部屋にポットとお茶の用意がありました。

MENU

inserted by FC2 system